膀胱炎が何度も再発するけど
病院の検査では「異常なし」と言われるだけ?
薬を飲むと少し良くなるような気がしますが
時間が経つとまた不快になる、
なぜこのような症状が繰り返されるのかわからず、イライラしていたのではないでしょうか。
こんにちは。
自律神経を研究し、治療している漢方医のファン・サンチョルです。
診療室でよく聞かれる質問の一つがこれです。
“院長先生、膀胱炎はなぜこんなに頻繁に再発するのですか?”
“検査では異常がないのに、なぜずっと痛むのですか?”
膀胱炎、単に細菌の問題だけではありません
韓国女性の10人に1人は
一生に1回以上膀胱炎を経験するほど一般的な病気です。
膀胱炎を細菌感染症と考える方が多いですが、
実際は以下のような要素が一緒に作用します。
- 免疫力の低下
- 自律神経の不均衡
- 体質的な問題
- 膀胱粘膜の損傷
このため、抗生物質を飲んでも
再発を繰り返すことが非常に多いのです。

膀胱炎にもいろいろな種類があります
膀胱炎と言っても、すべてが同じ病気ではありません。
代表的に次の3つに分けられます。
細菌性膀胱炎
→ 尿検査で細菌が検出される
→ 排尿時のチクチクするような痛みが特徴。
過活動膀胱
→ 排尿頻度は多いが、痛みはほとんどない。
間質性膀胱炎
→ 細菌はほとんど検出されない
尿が出始めると痛みが発生する → 粘膜損傷と神経過敏を伴う
→ 粘膜の損傷と神経過敏を伴う
間質性膀胱炎はなぜもっと辛いのでしょうか?
間質性膀胱炎の主な特徴はこうです。
- 頻尿
- 切迫尿
- 下腹部の痛み
- 尿量が非常に少ない(100cc以下)
膀胱鏡検査で
点状出血や潰瘍のような病変が発見されることもありますが
見つかることもありますが
外見上の病変が全くない場合も多くあります。

この病気は
細菌よりも神経や粘膜の損傷が
核心的な原因であると言えます。

膀胱炎に血尿が一緒に現れる理由
膀胱炎がひどくなると
肉眼的な血尿や顕微鏡的な血尿が
伴うこともあります。
血尿があるからといって
必ずしも大きな病気ではありませんが
必ず原因を鑑別した上で
膀胱の状態に合わせた治療が必要です。

膀胱炎が繰り返し再発する本当の理由
膀胱炎が繰り返し再発する理由は大きく分けて3つあります。
- 細菌が膀胱内に潜伏していた細菌が
免疫力が低下すると再活性化 - 免疫力が弱くなり、他の細菌が再感染します。
- 繰り返される痛みで神経が敏感になる
神経感作現象
特に最後の原因は非常に重要です。

細菌がなくても
脳が痛みを”記憶”した状態になると
検査上異常がなくても痛みが発生します。
そのため、患者さんが
「いったいなぜ痛いのかわからない」と
困惑されることが多いです。

膣炎と膀胱炎は関係があるのでしょうか?
膣炎と膀胱炎は
発生原因が異なります。
しかし、お互いに影響を与える可能性があります。

膣炎が繰り返されると
膣周辺の免疫環境が弱まり
その影響が膀胱にまで及ぶ可能性があります。
実際の診療現場でも
膣炎と膀胱炎が一緒に現れる
場合を非常によく見かけます。
ユーロバックスム、どのような働きをする薬なのでしょうか?
最近、病院でよく処方される薬が
ユーロバックスムです。

この薬は抗生物質ではなく
食べるワクチン」の形の免疫治療薬です。
大腸菌の一部の成分を利用して
私たちの体の免疫システムが
細菌を記憶するのを助ける方法です。
利点は
抗生物質のように耐性を作らないという点ですが、
3~6ヶ月以上継続して服用しないと
効果が現れます。
結局、この薬も要は一つです。
免疫力を高める方向の治療という点です。

漢方医学では膀胱炎をこう見ています
漢方医学では
単純な細菌の問題よりも
体の環境に焦点を当てます。
- 消化機能が弱い場合
- ストレスに弱い体質
- 体が冷えていたり、熱が多い状態
このような問題があると
免疫力が落ちやすくなり
膀胱粘膜も弱くなります。

だからどんなに良い薬を飲んでも
体の環境が変わらなければ
再発が繰り返されるのです。
今こそ、治療の方向性を変える時です
抗生物質を飲んでも、
ユーロバクソムを飲んでも、
膀胱炎が再発し続けるなら

これからは
細菌を取り除く治療から
体内の環境を変える治療へと
方向を変えなければならない時期かもしれません。
本当の治療は
免疫や神経、体質まで
一緒に調整することです。

おわりに
膀胱炎が繰り返されると
体も心も本当に疲れます。
しかし、一人だけではありません。
そして、解決方法がないわけではありません。
今も
“なぜ再発するのだろう?”
という悩みを抱えている方、
少し違う治療の方向性が必要な時期かもしれません。
ご不明な点があれば
お気軽にコメントしてください。
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