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検査では正常なのに痛みは続きます
こんにちは。自律神経を研究して治療している黄相哲院長です。口腔灼熱感の患者さんは、ほとんどの場合、複数の病院を経由して来院されます。MRI、CT、血液検査、自己免疫検査まで行いますが、結果は正常と言われて帰ってくることが多いです。 そして、リボトリルのような神経安定剤を処方されて服用したり、うがい治療を受けたりしますが、症状が完全に解決されず、苦しんでいる方が多いです。 外見上は異常はありませんが、舌が焼けるように熱く、口蓋が痛く、歯茎や舌先が非常に不快な状態が持続するのが口腔灼熱感の特徴です。 このような場合、重要なことは、痛みが発生する本当の原因を理解することです。

第一の原因:神経系の過敏反応
口腔灼熱感の第一の原因は、舌自体の問題ではなく、感覚を担当する神経の過敏反応です。 舌の感覚は、三叉神経、舌神経、迷走神経などの複数の脳神経が担当しており、これらの神経は舌だけでなく、口内全体の感覚を調節する重要な役割を果たしています。ストレスがひどかったり、自律神経のバランスが崩れたり、神経系が敏感になった状態では、特別な損傷がなくても痛みや灼熱感が発生することがあります。この場合、検査では異常は発見されませんが、患者さんは明らかな痛みを感じるようになり、これは構造的な損傷ではなく、神経の機能的な異常によって引き起こされるものです。
第二の原因: 歯科治療後に発生する神経刺激
口内炎の原因2つ 口腔灼熱感の患者さんの中には、歯科治療後に症状が始まる場合も少なくありません。 インプラント治療、神経治療、親知らずの抜歯、長時間口を開けて進行した治療過程で顎の関節と周辺の筋肉が緊張したり、麻酔の過程で神経が刺激され、神経系が敏感になることがあります。歯科治療自体は正常に終わりましたが、治療過程で発生した筋肉の緊張や神経の刺激がその後の持続的な神経過敏状態につながり、舌の灼熱感や痛みが発生することがあり、これも検査では異常が発見されない場合が多いです。

大切なのは舌ではなく、神経です
多くの方が舌に問題があると思っていますが、実際には舌の感覚を調節する神経の問題である場合が多いです。 舌の感覚は頭から始まる神経を通じて伝達されるため、神経の流れと機能が正常に回復することで症状が緩和されます。 したがって、単に舌だけを治療するアプローチよりも、舌を支配する神経と自律神経のバランスを一緒に考慮することが重要です。

リボトリルは役立つかもしれませんが、根本的な解決にはならないかもしれません。
リボトリルのような神経安定剤は、神経の興奮を抑えることで症状を和らげることができます。しかし、神経が過敏になった原因そのものが解決されないと、症状が繰り返されたり、完全に回復しない可能性があるため、より根本的な原因を一緒に理解し、アプローチすることが重要です。
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口内灼熱感セルフチェックリスト

口腔灼熱感は明確な原因がある神経系疾患です。
検査で異常がないと言われ、多くの患者さんがイライラして苦しんでいます。しかし、口腔灼熱感は実際に存在する神経系の機能的な問題であり、原因を理解し、神経のバランスを回復する方向でアプローチすれば、症状の変化が期待できます。重要なことは、舌だけを見るのではなく、舌を支配する神経まで一緒に見ることです。