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こんにちは。
自律神経系の研究者でセラピストのサンチョル・ファン博士です。
股関節の痛みで受診する人がいます。
MRIやレントゲンを撮ったのに
“どこも悪くない “と言われるだけです。
腰でも椎間板ヘルニアでもありません。
座るとお尻に刺すような、焼けるような痛みが走る場合。
何が問題なのでしょうか?
そんな時は、意外と見逃しやすい原因があります。
それは坐骨滑液包炎と呼ばれるものです。
坐骨滑液包炎とは何ですか?
臀部の下部には、坐骨結節と呼ばれる骨があります。
その骨と皮膚、筋肉の間に滑液包というクッションのようなものがあります。
粘液嚢は、座ったときの衝撃や圧力を吸収する緩衝材の役割を果たしています。
しかし、この部分に繰り返し圧力がかかると
滑液包が炎症を起こし、痛みを伴います。
長時間の座り習慣
硬い椅子
財布を後ろポケットに入れたまま座る
足を組んで座る
これらの要因が積み重なると
臀部のクッションがすり減るように
坐骨滑液包が損傷し、痛みが生じます。
つまり、腰の問題ではなく
多くの場合、腰の下で圧迫されている構造自体に問題があるのです。

ディスクやその他の疾患との違いは何ですか?
坐骨滑液包炎には、他の脊椎疾患とは異なる特徴があります。
坐骨滑液包炎の最も一般的な症状は以下の通りです。
座っている時の痛みが最も強く
立っている時や横になっている時は比較的楽です。
痛みの部位は比較的明確で、臀部の下の1点で、指で押すと
指で押すと
指で押すと「ここ」。
一方、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症は
腰から足にかけて放散痛を引き起こし、前かがみになったり動いたりすると悪化します。
前かがみになったり、動いたりすると悪化します。
画像検査でも比較的はっきりした所見が得られます。
梨状筋症候群とは
臀部の深部痛
股関節を回したり曲げたりするときに不快感が増します。
座ると悪化します
特定の場所がひどく痛む場合
坐骨滑液包炎を考えるべきです。

坐骨滑液包炎は特にこのような人によく見られます。
私のオフィスで坐骨滑液包炎の患者さんを見ていると
共通の生活パターンがあります。
長時間の運転
オフィスワーカーなど、1日の大半を座って過ごす方
受験生やデザイナーなど、長時間座って集中する方
座っていると、臀部の筋肉は上方に押し上げられ
坐骨結節、滑液包、皮膚だけが直接圧迫を受けます。
この状態が再発すると
粘膜嚢が炎症を起こし
その炎症が痛みにつながります。
坐骨滑液包炎を示唆する症状
次のような症状がある場合
坐骨滑液包炎の可能性が高いです。
お尻の下を押すとすぐに痛みを感じます。
長時間座っていると、痛みがひどくなります。
立ったり横になったりすると、痛みが明らかに軽減
特にこの3つが揃っている場合
単なる筋肉痛や腰痛として扱わないことが大切です。

坐骨滑液包炎の治療にはどのように取り組めばよいですか?
坐骨滑液包炎の治療は、その程度によって異なります。
初期段階では
筋膜と組織の癒着を緩める治療
滑液包周囲の炎症を抑える治療。
座っている時の痛みはすぐに軽減します。
症状が長く続く慢性期では
滑液包内に炎症性物質がたまり
周囲の筋膜が硬く硬化していることが多いです。
この場合
局所治療だけでなく
全身的な循環と炎症のバランスを
適切な治療により
数週間で痛みが半分以下になることも珍しくありません。

再発防止には生活管理が重要
生活習慣の管理は治療と同じくらい重要です。
硬い椅子に長時間座ること
財布を後ろポケットに入れて座ること
足を組んで座るのは良くない習慣です。
ぬいぐるみのようなクッション
30~40分おきに立ち上がり、体を動かしましょう。
30分に1回程度、お尻と太ももの裏側をストレッチしましょう。
再発のリスクを大幅に減らすことができます。
まとめ
坐骨滑液包炎とは
痛みを伴う症状です
その原因を知り、正しくアプローチしましょう。
なぜ
股関節の痛みを我慢してきたのか
方向性を見直す時です。
原因が分かれば、回復への道筋も見えてきます。
方向性が正しければ、回復のスピードは明らかに違います。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
快適な日常生活を取り戻すお手伝いをさせていただきます。